お店それぞれのおもてなしのかたち <現代の茶室>としての店舗デザイン
みなさまの行きつけのnana's green teaは、どのような雰囲気ですか?
白を基調とした明るい空間や……
(ルミネエスト新宿店)
竹林のような雰囲気……
(ららぽーとTOKYO-BAY店)
または、金色の天井で、広がりを感じる空間かもしれませんね。
(なんばCITY店)
nana's green teaの店舗は、実は全店舗にて内装デザインが異なります。
茶の湯の世界では、古くから、お客様をもてなすさまざまな趣向を、茶室に取り入れてきました。
抹茶や日本茶を気軽に味わうことのできるnana's green teaでは、そういった「茶室」のおもてなしの心を引き継ぎ、店舗自体を「現代の茶室」と見立てて、デザインしています。
(イオンモール伊丹店)
新しく店舗を作る時は、それぞれの店舗にひとつずつタイトルのようなものをつけて、デザインを始めるのですよ。
例えば、
ルミネエスト新宿店は「色」
ららぽーとTOKYO-BAY店は「野点」
なんばCITY店は「茶室の天井」
イオンモール伊丹店は「炉と風炉」
といったように。
茶室特有のものや、建築技法などをテーマにすることもあれば、その店舗の立地する土地ならではの歴史や文化のエッセンスを取り入れることもあります。
(ピオレ姫路店「瓦」)
「現代の茶室」という大きな軸のなかで、それぞれの店舗にテーマを持たせることによって、ブランドとしての統一感を保ちながらも、オリジナリティと遊びごころがあふれる空間をデザインしています。
店舗によっては、お店の入り口横に、その店舗のデザインテーマを書いた小さなプレートがある場合もございます。
デザインテーマを知り、いつものお気に入りの席から店内を眺めてみると、新しい発見があるかもしれませんね。
(仙台パルコ店「海景」)
2024年1月現在、nana's green teaは21都道府県に72店舗、海外には5か国10店舗を展開しています。
お出かけ先など、行きつけの場所ではないnana's green teaにも、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
◇ ナナズグリーンティー shop listはこちら。
撮影:宮本啓介
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